2017/03/13 00:37

「勉強」、「研修」、「セミナー」、「経験値をあげる」、「○○の会」「あー、どこかで経験してたからこんなにうまく出来るんですねー」っていう文言。最近良く聞く耳障りの良い言葉の数々。

「さっさとやれよ。」というひと言しかない。あなたのその気持ちを埋めるものは他に何かあるのですか?
”向学心が高い”のと、”勉強ばかりする”ってのは大きな違いだと思う。いつになったら本番は来るんですか?
「自分も苦しんだんだから、お前も苦しむべき」←この力学も地方に見られる”あるある”。


どれもこれも、自分は何がしたいか?、どうありたいのか?、何が幸せなのか?ってのを自分に問い続けて、ぐるぐる回ってバターになるほど考えてやっと絞り出した自分しか信じて守ってあげられない”答え”が見つけられていないヒトの行動パターンや発せられる言葉だと思う。ぐるぐるしてる途中ならしかたないと思うけど、答えの決められないモヤモヤを誰かに押し付けるのは違う。
やるしかない。失敗から学ぶしかない。英語を話すなら勉強するよりも英語圏に飛び込むしかない。きれいな英語を話すことよりも見たこともない景色を知っているヒトの心の中を知りたいってのが先に立つのが自然なことだろうと思う。
時間は長いようで短い。いつまで他の誰かの人生の枠組みの中で輝こうとしているんですか?
誰かが助けてくれることなんて、初めから期待するもんじゃないでしょう。自分でなんとかやってるうちに、誰かがたまに助けてくれるもんだし、ラッキーと思うくらいがちょうどいい。
僕は、全力で助けたいと思えるような本質を感じた人には、ぼくの僅かながらの本質を持ってしっかりと応えるつもりですし、
逆を言うと、感動の少ない人の集まりや、工夫のない人の時間、流れ作業や、前例ばかり気にしてる人たち、未来に向けて残るべくしてある地方の行事はともかく、ムダに流行りに乗ろうとするゆるキャラ作りのような行事の数々。
そんなことに費やし続ける時間、大丈夫ですか?そんなに人生、時間は長くも短いですよ。
こどもたちの次時代に残るべきものですか?残ってて迷惑なことばかりじゃないですか?本当にそれいります?

いつかのノーベル経済学の受賞者が言ったこととして聞いた話ですが、
①他人の金をーー他人に使う
②他人の金をーー自分に使う
③自分の金をーー他人に使う
④自分の金をーー自分に使う

一番結果の濃厚なお金の使われ方はどれか?という問に、
①<②<③<④

という答えを出していた話をいつも思い出します。
僕の会ってきた人で、僕の勝手に思っていることですが、
地域をだめにしている人の行動パターンは①の状態の人がほとんどでした。
誰とは言いませんが。

大学で学ぶ意味や、会社で社会人を経験する意味は、「効率よくお金を稼ぐこと」ではなくて
「自分の金でなくても、目の前の資金や資源を”誰かの幸せ”を実現できるような使い方を知恵を絞って実現できるためのスキルを学ぶ。
そのために勉強したり社会人を経験するんだと思います。金を稼ぐことは大切だけど、絶対重要なことではない。使い道も自分で決められない金稼ぎゲームの大好きな人に囲まれていると、生きている実感が素晴らしく薄まっていきます。
コンセプトの感じられない人生を否定はしませんが、ぼやけて過ごすにはあまりに短いと思います。人生って。

僕は、濃く生きたい。濃く生きたい人を応援したい。
「やりたいことをするにはやらないことを決める」という言葉を借りるなら、
何も考えていない人とは関わることを避けたいとまでは言いませんが、関わったとしても早急に消えてしまうと思います。

2017年。この冬の3ヶ月間に特に思ったことでした。
しっかり働いて、しっかり遊ぶ。しっかり喜んでもらって、ちゃんと稼ぐ。そのお金を使ってもっとオモシロイことをする。
僕は行動します。失敗するかもしれないけどね。